生き物散策記 2024年【No.21】ジャコウアゲハ、ベニモンアオリンガ春型、ヨコヅナサシガメ羽化直後、ウスチャコガネ、スグリゾウムシ、ヌマガエル【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
生き物散策に行こうと、家を出ようと外に出た時、
ジャコウアゲハ
体長:約50㎜くらい(羽入いれて)
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
我が家のツツジの花にジャコウアゲハが来ていました。
ボディには毒々しい赤の模様を持つアゲハチョウですが、とても美しい蝶です。
画像を撮りながら思わず見とれてしまいました。
ジャコウアゲハがいた近くの家の外壁には、
ベニモンアオリンガ春型
体長:約10㎜くらい(羽入いれて)
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ベニモンアオリンガの姿がありました。
幼虫はツツジを食するらしく近くで羽化した個体なのでしょう。
薄紅のピンク色がかった模様がとても可愛いです。
家を出る前に早速2種の生き物を見つけました。
さすがに今の時期は活動が盛んです!
フィールドに出てみると、
シャガ
ピンポイントではありますが、シャガの花が咲いていました。
アヤメ科のシャガの花、キレイですよねー。私も大好きな花です^^
さて、生き物を探して、
真っ先に印象に残ったものがいました。
ヨコヅナサシガメ羽化直後個体
体長:約16㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
真っ赤な色合いが目立つヨコヅナサシガメでした。
見付けた最初は、おおっつ、サシガメのまだ見たことないやつか!?と思いましたが、よーく見ると、左側に脱皮した抜け殻が・・。
羽化直後は真っ赤になるそうで、まさに羽化したてホヤホヤの個体でした。
このタイミングを見れたのはある意味幸運だったのかも・・。
草むら地帯では、
ウスチャコガネ
体長:約8㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
沢山のウスチャコガネが飛び交っていました。
かなりの数がいてブンブン飛び、草に沢山付いていました。
普段は気にもしない小さなコガネムシですが、じっくり観察してみるとなかなか格好良いです。
スグリゾウムシ
体長:約8㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上でスグリゾウムシを見つけました。
すんぐりとしてコロコロしていて、かつツヤ消しのボディが渋いです。
ヌマガエル
体長:約40㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
最後に紹介するのは、ヌマガエル
エサとなる小型の昆虫達も沢山出て来たので、こちらも本格的に行動開始のようですね。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
2 Comments »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
いつも日記を楽しく拝見しています。
私は、「クワガタが集まる木」シリーズがすきです。
そこで思ったのですが、今は菌糸ブロックがあれば植菌材が作れてしまうじゃないですか?
そこで思ったのですが、「クワガタが集まる木」シリーズに出ていた木や普段クワガタが居ないような木に植菌をしたら クワガタは産卵、又は材飼育が可能なのかっという疑問にたどり着きました。
もう答えは出ているかもしれないのですが、
例えば天然に植菌された桜とかに幼虫がいたりするではありませんか?
プロ視点からして、挑戦する価値はありますでしょうか?
それとももう誰かがやって結果が出ているのでしょうか?
よろしくお願いします
Comment by 翡希 — 2024年4月20日 @ 5:18 PM
翡希様
コメントありがとうございます。
いつも当ブログを見て頂きありがとうございますm(__)m
おっしゃる通り、その発想はとても面白いと思います。
今現在クワガタようの産卵木としては、クヌギやコナラなどが一般的に流通していますが、それは安定供給が出来ることや、コストなどの面などでクヌギやコナラが産卵材として広がっているんだろうと思います。
でも、個人的にそれら他の材が手に入った時にやってみるのは面白いと思います。
問題は、それらの材をどう入手するかですよね。。
例えば宮崎でクワガタがよく集まる木としては、「ハルニレ」が有名ですが、ハルニレの朽ち木もしくは生木を入手するのがまずポイントとなると思います。
クワガタが集まる木は基本的に広葉樹系が多いので、わざわざ植菌化せずとも(生木は別ですが)、朽ちていれば材飼育は可能ではないかと個人的には思います。
もちろん、材を入手後に、植菌化してもよいと思いますよ。。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂けば幸いです。
ありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年4月22日 @ 8:26 AM